スリランカの国名など
アーユーボワン!
スリランカの基本的な情報からご紹介していきます。
今回は「国名」「国旗」「国歌」についてご紹介しますね。
国名
現在のスリランカの正式名称は「スリランカ民主社会主義共和国」
と言います。
(英語表記は「Democratic Socialist Republic of Sri Lanka」)
1948年にイギリス内の自治領として独立した時、国名は
「セイロン」でした。
日本では「セイロンティー」という名称には馴染みがあるかもしれませんが、
セイロンとは国の名前だったのです。
スリランカとは日本語で「光輝く(スリ)島(ランカ)」という意味です。
語源はスリランカの公用語であるシンハラ語です。
現地の人は自国のことをスリをとって「ランカ」と呼ぶのをよく耳にします。
「スリランカの○○」という時は「ランカーウェイ○○」と言っています。
スリランカの国旗
スリランカの国旗は以下の通りです。
剣を持つ生き物は獅子(ライオン)です。シンハラ王朝以来の国の象徴と
なっていますが、なんとスリランカにはライオンはいません。
強さの象徴という意味合いで使われているようです。
獅子を囲む四角の4隅にあるのは「菩提樹の葉」で、仏教を象徴しています。
オレンジ色はヒンズー教、緑色はイスラム教を象徴しています。
(これはインドの国旗にも使用されています。)
スリランカは多民族、多宗教が混在する国家です。
多数派を占める仏教が国旗の大半をしめ、残りが他宗教を表した
デザインとなっています。
・ スリランカの国歌
スリランカの国歌はシンハラ語で「Sri Lanka Matha(母なるスリランカ)」
といいます。
シンハラ人のAnanda Samarakoon(アマンダ サマラクーン)によって作曲され、
1951年11月22日に国歌として採用されました。
歌詞はシンハラ語です。
過去、タミル語の歌詞を作る議論があったそうですが、
無くなったそうです。
母なる大地スリランカを賛美する壮大な国歌です。
私はスリランカの国歌を聞くと日本の曲「大地讃頌」を連想してしまいます。
・ご興味ある方は聴いてみてください。
https://www.youtube.com/watch?v=H1f4VYi9uE8
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