スリランカのABC

スリランカのことがよくわかる
ブログです。

スリランカの地理

アーユーボワン!


今回はスリランカの地理についてご説明します。


国の位置

さて、いきなりですがクイズです。


スリランカの場所は分かりますか?


以下地図上の①〜④から選んでみてください。





答え・・・②


①はモルジブ、③はインド、④はパキスタンになります。


スリランカはインドの南東にある、インド洋に浮かぶ島国です。
そのことから「インドの涙」とか「インド洋の真珠」などと
呼ばれることがあります。


国の地理

スリランカの国土面積は65,160㎢で、北海道の約0.8倍の大きさです。


南北にのびる楕円のような形をしており、南北約435km、東西約230kmです。


以下がスリランカの国土です。
写真からわかるように、緑が一面に広がる自然豊かな国です。
お隣の国と比べると、その違いはよく分かります。



統計によると国土の約3割が森林を占めています。(日本は約7割)
1920年は5割近くが森林だったのですが、農地、プランテーションなど
の森林開拓により、20%も減少してしまいました。


とはいえ、スリランカの自然は至る所にあり、美しいです。


キャンディの山間部の自然

地域区分


スリランカの国土は9つの州(province)、25の県(district)に分かれています。


・9つの州


・25の県



・コロンボの地区について
コロンボ県はその中が15の地区に分かれています。 
それぞれの地区に特色があり、一般的に


6、13、15区:タミル人が多く居住する地区


5区、7区:富裕層のシンハラ人が多く居住する地区


8区、10区:イスラム教徒が多く居住する地区


と言われています。


また低所得者層が(民族関係なく)居住するスラム地域も
あります。
(シンハラ語で「ワッター」と呼ばれます。)


コロンボは内戦後急激な発展を遂げる一方、スラムも数多く
残っており、特に富裕層、中間層、低所得層が混在する県と
なっています。


コロンボの世界貿易ビル



ちなみに筆者が生活の中心としているのは
北西部州のクルネガラ県です。