スリランカのABC

スリランカのことがよくわかる
ブログです。

スリランカの食事

アーユーボワン!


今回はスリランカの食事についてご紹介します。
食事は観光の超重要な楽しみの一つですよね。


多くの日本の方をスリランカへお招きしましたが、
スリランカ料理は美味しい、と評判でした。


ぜひ、スリランカ料理を味わってください。


スリランカ料理はカレーが基本

スリランカの主食はご飯とカレーです。


日本でいうところのご飯と味噌汁です。


カレーは日本でイメージされるカレーとは異なり、
大分水っぽく、1回の食事で数種類のカレーを食します。


スリランカ人は毎日3食カレーを食べます。


カレーは豆カレー、ポテトカレー、チキンカレー、フィッシュカレー・・・
とメインの具材が1〜2種類のカレーです。


レストランには常に数種類のカレーが用意されています。


日本のカレーのように、一つのカレーに多数の具材が入っている
わけではありません。


ご飯の代わりにはパンパラータ(クレープ生地のパン)、
アッパ(米粉とココナッツミルクを混ぜたもの)などがあります。
※後ほど紹介します。


ご飯と数種類のカレーをかけるとこんな感じになります。

スリランカの食べ方

右手で食べる

スリランカでは食事は基本、右手で食べます


テーブルにご飯やカレーが並び、それぞれついている匙で
自分の皿につぎます。


そして、右手でそれらを少量ずつ「混ぜて(シンハラ語でアナナワと言います)」
口に運んでいきます。


こうして、右手でご飯とカレーの分量を混ぜながら調節し、
食べていきます。


基本右手で食べ、左手でおかわりをついだり、水を飲んだりします。
レストランには必ず手洗い場があるので、食後はそこで手を洗います。


もちろん、スープやフォークで食べても問題ありません。


手で好きな割合で混ぜながら食べていきます。


食べる時のマナー

これはあるスリランカの方が、子供の頃に親から注意された
ことだそうです。


食事中は喋ってはいけない
食事中はあまり話すことなく、黙々と食べ方がいいそうです。


口から音をたててはいけない
日本でも麺類を除けば当てはまりますね。


第2関節から下にご飯がついてはいけない
4本の指の先っぽに混ぜたご飯を載せ、親指で押し出して
口に入れます。


指をなめたらいけない
指についたご飯をなめるのは、子供と思われるそうです。


家庭においては、日本のように談笑しながら「食事を楽しむ」というよりも、
スリランカでは比較的「静かに」食事を味わうのが一般的だそうです。

右手で食べたほうがいいのか

外国人が無理に右手で食べる必要はありません
スプーンやフォークで大丈夫です。


しかし、スリランカ人から言わせると、


スリランカ料理は手で混ぜた方が美味しい

親が食事を手で混ぜて、子供に食べさせる光景をよく目にします。


スリランカ人は小さい頃から手で食べさせられているため、
親が混ぜてくれたあの美味しいカレー」の味が脳にインプット
されているようです。


筆者は手で食べますが、確かに手で食べた方が美味しい・・・かな
と思います。


最初は勇気がいりますが、右手で食べることで
スリランカ人が味わっているカレー」を味わうことができます。